友ヶ島ハイキング [散歩・ウォーキング]
連休後半の昨日5月3日よいお天気だったので自宅から車で約30分、船に乗り換え約20分の瀬戸内海国立公園紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島にハンキングに出かけた。
朝の遅い出発であったが連休とあってピストン運転の船も満員で積み残しが出る状況であった。
約20分で友ヶ島に着き早速第一の目的地である第2砲台跡に向かって海を見ながら歩くが、海上も釣り船やレジャーボート等で超過密状態である。
登り降りの遊歩道を歩くこと30分、旧日本陸軍の第2砲台跡に到着。 ここは砲台跡と火薬庫がそのまま残されているが荒れるにまかせた状態で一部は崩壊もしており立ち入り禁止の鉄条網も張られていた。
砲台跡の側にはきれいな芝生が手入れされており、海を見ながらの昼食をとることにする。
昼食小休止後次の目的地、友ヶ島灯台に向かって急な坂道を登るが途中野生のリスが何匹も目の前を横切る(早くて写真が撮れなかった)。 ここでも小休止後今度は海岸線まで一気に坂道を降る。
ここからは登り坂が延々と続くが遊歩道はよく整備されていて歩きやすい。 野生の鹿がたくさんいるようだが今日はまったく姿を見せない。
坂道の途中で野生化した孔雀が待ち受けていた。人慣れしているのか近づいても逃げる気配は全くない。約2mの位置まで近づき写真を撮る。
どれくらい歩いたか時計を見ていなかったが次の目的地第3砲台跡につく。 ここも砲台跡と火薬庫等であるが、この友ヶ島で5ヶ所ある砲台跡では最も規模が大きく、発電機室の建物等も含め保存状態がよく、中に入って見学できるよう一般にも開放されている。
第3砲台跡概略図 ↑
第3砲台跡 ↑↓
第3砲台跡火薬庫 ↑
一通り見学した後頂上の展望台に上がる。ここからは紀淡海峡を通る船を眼下に、四国、六甲山も見えるそうだが今日はあいにく霞がかかって遠くは望めない。 つつじが満開であった。
ここで約30分休憩し、ここからは帰りの船着き場まで照葉樹林の坂道を約30分で降り、出発地点に戻って帰りの船を待つことにした。
これで今日のハイキングを終わることになるが、前回ハイキング時(2007.02.07)の加太深山地区の砲台跡と比べると、今日の友ヶ島の方が規模も大きく地下の火薬庫跡の中に入っていると何十年も昔にタイムスリッフしたような感じがした。
今日の歩行数、万歩計は13,000歩余りであったが坂道ばかりであったので歩き甲斐のあるハイキングであった。
私、すっごく島が好きであちこち行っているんですが、友ガ島はもちろん行ったことがないし、名前も初めて聞きました。
紀州のほうなので、海はすっごくきれいですね。手軽にこんなところにハイキング行けるのは、うらやましいです!
by MERRY (2007-05-04 16:04)
MERRYさん
nice & コメントありがとうございます。
こちらは海と山だけの紀伊半島です。それだけに海はきれいで近くにありますが、高速道路が全通していなく交通の便は決してよくありません。
自然が多く残っているのは良いことでしょう。
by enosan (2007-05-04 18:07)
私も、全く知りませんでした。
気持ち良さそうな所ですね。四国にも近いみたいだし、
良い情報をありがとうございます(^_^)
しかし、うってかわって、旧日本軍の砲台跡などもあるんですね…
景色が良い分、不思議な気がします。
by yann (2007-05-04 19:56)
yann さん
nice & コメントありがとうございます。
友ヶ島は瀬戸内海国立公園内の島で照葉樹林が茂り、動植物や磯の生き物など自然の宝庫で風光明媚な島でもあります。
また、友ヶ島は明治時代から第2次世界大戦が終わるまで軍事要塞として使用されていたので、このような砲台跡が5ヶ所にわたって残っており、堅牢なレンガ造りの友ヶ島砲台群は日本の土木学会選奨土木遺産にも認定されています。
by enosan (2007-05-04 20:51)
紀淡海峡に島があることを知りませんでした!
友ケ島も初めて知りました、
砲台の後・・・直に見たいです、
by (2007-05-04 23:35)
ibeei さん
nice & コメントありがとうございます。
砲台跡、こんなにたくさん残っていて今でも一般にも公開されているのはあまり無いそうです。今の若い方には物珍しさを、私のような年配者には戦時中のことが甦ってきます。
by enosan (2007-05-05 10:25)
julie さん、nice ありがとうございます。
by enosan (2007-05-05 10:26)
こんな所にも戦争の遺跡があるんですね。。交通の要衝地ということで戦略上の要地でもあったのでしょうね。。それを忘れさせるような素晴らしい天候と孔雀君が可愛いですね。。
by (2007-05-06 10:31)
水郷楽人さん
nice & コメントありがとうございます。
大砲や弾薬はもちろんありませんが、ほとんど原型のまま現在まで残されているのも珍しいそうです。堅牢なレンガ造りの友ヶ島砲台群は日本の土木学会選奨土木遺産にも認定され一般にも公開されているのは、この島を訪れる人達に戦争を繰り返してはならないことを教えているのかもしれません。
by enosan (2007-05-06 11:20)
rebecca さん、nice ありがとうございます。
by enosan (2007-05-06 14:59)
きれいな空と海、さわやかな緑が美しい島ですが 確実にそこに戦いの痕跡があるのですね。
孔雀の放し飼い 面白いです。^^
羽を広げていなくても 美しい色ですね。
by 畑の帽子 (2007-05-06 17:16)
とても、きれいな海の色ですね。
砲台跡と言っても堅牢で大きな要塞のように感じました。
連絡船も小さくてもかっこいい。^^
乗ってみたいです。
by ゆう (2007-05-06 17:36)
畑の帽子さん
nice & コメントありがとうございます。
大砲や弾薬は取り除かれても、ほとんど原型のまま残っているのは珍しいそうです。戦争を知らない人達に戦争の悲惨さを無言で伝えているのかもしれません。
野生化した真っ青な孔雀食べるものがあるのか、誰かが与えているのかわかりませんでしたが、この島で鹿とリスと孔雀が住み着いているようです。
by enosan (2007-05-06 18:12)
ゆうさん
nice & コメントありがとうございます。
第2次世界大戦が終わるまで、対岸の加太深山地区の砲台とともに軍事要塞として使用されていましたので一般人の立ち入りは出来ませんでした。
連絡船は夏場は釣りやキャンプ、磯遊びなどでお客が多いのですが冬場は便数も少なく島もひっそりしています。
by enosan (2007-05-06 18:20)
お疲れ様でした。
海も楽しめるハイキングでしたね。
見えるものすべての色が綺麗です。
レンガ造りの火薬庫、写真に撮りたくなります。
by (2007-05-08 09:19)
オオカミちゃまさん
nice & コメントありがとうございます。
青い海を見ながらのハイキングは気持ちがよかったです。
砲台跡や火薬庫は戦争が残した遺物ですが、このようなものは二度と使うことのないようにしたいものです。火薬庫は堅牢なレンガ造りで人工の手を加えない限り半永久的に残るだろうと思います。
by enosan (2007-05-08 17:27)
ゴマフさん、nice ありがとうございます。
by enosan (2007-05-16 17:41)