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二人だけの忘年会 [旅行]

12月ともなれば現役時代は忘年会が続き酔いが醒める間もなかったが退職後はそれらしきものは殆どなく今年は家内と二人だけの忘年会をと思い紀伊半島南部のすさみ町まで新鮮なお魚や美味しいものを食べに行って来ました。

早くから計画していたものではなく思い付きですが天気予報を確認し出掛けましたが高速道路では風が強く車が横揺れするほどでした。

目的は美味しいものを食べゆっくりくつろぐことにあったので第1日目は午後に出発しホテルには早い時間にチェックイン、部屋は和洋室で雄大な太平洋(紀伊水道)を眺めながら部屋備え付けの露天風呂でくつろぎました。

s-13.12.26 ホテルからの眺め.jpg

s-13.12.26 ホテルの部屋和洋室「月光」.jpg

s-13.12.26 ホテル部屋付露天風呂.jpg

夕食も早い時間に始め楽しみにしていた料理でしたがコンデジを忘れて行き肝心の料理の写真は全く撮れませんでした。 料理の主な内容は漁場漁港間近だけに新鮮な魚貝類とイノブタ(猪.豚 *1)料理がメインで熱燗のお酒と併せ満腹満足でした。
     *1  イノブタ : 福島原発周辺では逃げた豚と猪が自然交配繁殖し問題になっているよう
              ですがイノブタの発祥の地はこのすさみ町で県畜産試験場が猪を父に豚を
              母に交配させつくったものです。肉質は臭みがなく低脂肪で柔らかく癖のな
              い美味な肉です。

夜はこの南国では珍しいアラレが降りやや荒れ模様でしたが、翌朝第2日は雲もあるもののまずまずのお天気でした。でも強風波浪注意報は続いている始末。

風はやや強いが折角この町まで来たので紀伊半島のジオパーク(*1)候補の一つでもある枯木
灘海岸(*2)の褶曲(*3)を見て帰ろうと海岸に近づいたのですが波が高く大きなうねりで全く現
場には近づけませんでした。
    *1  ジオパーク :  紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されましたが、他にも
                  紀伊半島は地質学的、地球科学的に価値が高い地域となっており、
                                別名地質公園とか大地の公園とも言われるジオパーク構想にあが
                                っています。ジオパークには世界ジオパークと日本ジオパークがあ
                                ります。
    *2  枯木灘海岸 :  すさみ町周辺の海岸線を枯木灘と言ってリアス式海岸で出入りの多
                                い海岸線には奇岩や岩礁が変化に富んでおり風光明媚だが潮風が
                                強く樹木の生育が悪いことから枯木灘と呼ばれるようになったそうで
                                す。
    *3  褶曲  :     平らな地層が地殻内部の大きな力により横圧力を受け地層が曲がり
                                くねったように変形したもの。

s-13.12.26 枯木灘海岸-1.jpg

s-13.12.26 枯木灘海岸-2.jpg

褶曲のある海岸には荒波で近づけなかったので今回は諦めることにしましたが、過去にもこの褶曲を撮っていましたのでその当時の写真を引用してアップします。 モデル ? と比べてみて下さい、その大きさがわかります。
過去の褶曲関連記事2006.11.10

s-13.12.26 枯木灘海岸褶曲(過年度写真コピー).jpg

褶曲を諦め すさみ八景の一つ恋人岬の婦夫波を見て帰ることにしました。婦夫波とは陸と小島の狭い海峡に左右双方から波が打ち寄せ砕けるもので何故か夫婦波と書かず婦夫波となっています。ここでも女性優先でしょうか。

s-13.12.26 恋人岬婦夫波.jpg

恋人岬に別れを告げ帰路につきましたが途中田辺市の会津川河口近くで野鳥の写真を何枚か撮りました。
その記事は次回12月28日にアップしますのでそちらも見ていただけたら幸いです。

 


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