舞鶴引揚記念館と天橋立 [旅行]
関西花の寺25ヶ寺のうち最終が京都市舞鶴市だったのと朝早く出発したこともあり時間
があったので舞鶴引揚記念館に立ち寄ることにしました。
記念館の内部は昭和20年10月以降13年間に66万人余りの引揚者や1万6千柱余り
の遺骨を受け入れたことや収容所での生活状況、引揚船の模型など当時の写真や資料が沢
山展示されていました。これらを見学し改めて平和の尊さを痛感した次第です。
資料館を出てからは舞鶴湾が見渡せる展望台に登ってきました。そこには「平和の群像」
「望郷慰霊の碑」「あゝ母なる國」の碑や「異国の丘」「岸壁の母」の歌詞が刻まれた
歌碑など、また引揚復元桟橋も一部見ることができました。
↑ 平和の群像
↑ 望郷慰霊の碑 ↑ あゝ母なる國の碑
↑ 岸壁の母、異国の丘の歌碑
平引揚桟橋 : 引揚桟橋にしては小さいと思ってみたが現地に行って調べてみると引揚船は
大きくて桟橋には接岸できず舞鶴湾の中程に停泊し、そこから はしけ(小舟)に乗り換えこ
の平桟橋に上陸、日本の地を踏んだそうです。そこには出迎えの家族など、肉親のノボリ
が立ち、そこかしこから悲鳴にも似た嗚咽と喜びの声が交錯したそうです。現地を訪れて
みて岸壁の母の気持ちが痛いほどわかる気持ちがしました。
復元された桟橋は長さ15m 幅4m 平成6年引揚記念館の屋外資料として全国各地の賛
同と支援により復元されたものです。桟橋横に植えられている松が枯れているのがちょっ
と気になりました。
↑ 平引揚復元桟橋
舞鶴引揚記念館を後にして当日の宿泊地 天橋立に向かう途中、よく知られた舞鶴の「赤
れんが博物館」の横を通りましたので外観の写真のみ撮ってきました。
当日の宿泊地は天橋立温泉の A ホテル、1406号室からは日本三景の一つ天橋立の松
並木が一望できる和洋室でした。夕食は松葉蟹を含む和会席でしたが一眼レフしか持って
いなかったので嵩高く周囲に気兼ねして写真は遠慮しました。
↑ 1406号室から見る天橋立の松並木
翌日は股のぞきであまりにも有名な笠松公園に立ち寄りました。マイカーをパーキングに
預けケーブルカーまたはリフトで4分~6分、展望台に着くと団体客でごった返ししてい
ました。しばらく休憩してゆっくり股のぞき、天への架け橋に見えるとか……。
↑ 股のぞき
↑ 股のぞきして見えた逆さまの天橋立、天への架け橋に見えるでしょうか
今回の花の寺参拝と舞鶴引揚記念館、天橋立見物の最後は日本三文殊の一つ知恩寺文殊堂
知恵の神様でよく知られています。何か一つでも知恵を授かればと思ってお詣りしてきま
した。
↑ 知恩寺文殊堂
この後は高速道路を乗り継いで早い時間に帰宅しました。
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[家庭菜園] 一昨日の収獲 : キャベツ (初収獲)
大きく育ったので計ってみると 2.8Kg ありました。