「てまり」づくり [てまり]
今日は私の家内の趣味 「てまり」 づくりについて紹介します。
「てまり」 は元々男の遊びであった 「蹴鞠」 が 「御殿まり」 として大奥の姫君達にも愛好され、現在まで受け継がれている伝統工芸品で、童謡 「まりと殿様」 にも謡われ愛好家の多いことでも有名です。
今日は、その 「紀州てまり趣味の会」 の定例勉強会で、また新しい模様の 「てまり」 を習って来ました。
「紀州てまり」 は 「まり」 の中芯に鈴を入れ、綿で適当な大きさに包み、その上に木綿の色糸で化粧巻きして 「土台てまり(円周20~60㎝)」 を作り、最後に かがり糸 で1刺し1刺し、いろいろな模様に仕上げます。
1個完成するのに大きさや、模様の難易により変わりますが、複雑なものは1日1~2時間で約1ヶ月近くかかります。
「てまり」 を習い始めて10数年になりますが、「てまり」 の大きさ、かがり糸の種類 (刺繍糸.京糸など)、 太さ、色の使い方、かがり方等により、全く趣きの違った 「てまり」 が出来上がり楽しんでいます。
年1回、秋田県で 「全国てまりコンクール」 も開催され、日本各地で 「作り方教室」 なども開かれています。
菊かがりを基本にした 「紀州てまり」 の一例
きれい! 凄いですね。
テレビで作っている様子を見たことはありましたが、本当に大変な作業ですね。 これは 紀州てまりというのですか。 模様の基本形はあっても 糸の色あわせは御自分でなさるのでしょうね。細い糸を…難しそうです。
by 畑の帽子 (2006-09-10 22:04)
畑の帽子さん、nice&コメント有り難う御座います。
家内の作っているのは「紀州てまり」と言っていますが、地方によって呼び名は違っています。模様、作り方が同じでもそれぞれ自分で色あわせをしていますので、出来上がりの感じは異なり楽しいものだそうです。
家内が細い糸を1刺し1刺ししているのを見ているだけで肩が凝ってきます。
by enosan (2006-09-11 09:40)
美しい手鞠ですね~!
一度はやってみたい手芸の一つです。
「鞠と殿様」の歌、大好きです。(素敵な合唱曲にアレンジされています。)
by Cecilia (2006-09-11 13:06)
こんにちは♪初めまして。
今は亡き、母方の祖母は手先が器用で、
色々なものをこさえていました。
「手まり」もそのひとつ。
なんだかじんわり泣けてきます。
たまたま通りかかったのですが、
思いがけずいいものを見せていただきました。
ありがとうございました。
これからも楽しみにしています。
by (2006-09-11 17:08)
Cecilia さん、nice&コメント有り難う御座います。
家内の趣味の会では、子育てが終わり時間に余裕のある年配者が多く、始めたら病みつきになり、やめられなくなっている人が多いようです。
by enosan (2006-09-11 17:34)
ほちゅさん、初めまして、すてきなコメント有り難う御座います。
私の家内の趣味で今では病みつきになっているようです。 私は見ているだけで肩が凝り、早く寝る方ですが家内は夜遅くまで頑張り楽しんでいるようです。
たまには記事にさせていただきます。
by enosan (2006-09-11 17:58)